【両腕がない】まこだぉのQOL向上を考えるブログ☆★

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【電車利用】に際して「身障者である僕」が感じることまとめ

以前ツイッターで障害のある方とお話しする機会があり、

電車に関する「こういうとこ改善されたらなぁ」話に花を咲かせたので、今回は

「電車のこういうとこおかしいよ!」

と僕が思う部分を書いていきたいと思います。

 

優先座席の利用なんてもはや社会問題と言っても良いと思います。

それくらいに、当事者にとっては大きな問題です。

 

こういった具合に、現在の制度から僕が思う倫理観まで幅広く書きたいと思うので、良ければご一読ください^^

電車の優先座席の写真

 

またこの記事だけでなく、

他にも僕が「知ってほしい」と考える記事を書いたため、

少しでも多くの方々にお読みいただけますと幸いです('ω')

www.makodao.com

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ちょっとおかしな障害者の割引制度

障害者の単独乗車は割引にならない

昔からずっと疑問なんです。

「何で介助者がいる時しか割引ならへんの?」って。

いや、そもそも割引があるのは大変ありがたいことなんですよ。

第1種や第2種などといった区分により違いはありますが、

仮に第1種である僕なら、障害者手帳を掲示すれば

通常の半額で切符を購入することができるんです。

JRであれ各地の私鉄であれこの規定は同一です。

普通に考えればまぁ「お得」ですよね。

でもこれ、介助者がいる場合にのみ適用されるんです。

何か違和感を覚えませんか?

 

片道100キロ超えの場合は適用?

まぁ厳密に言うと、

片道100キロを超える乗車であれば、

障害のある人単独でも半額が適用されるんですけどね。

 

ただ…

何そのルール!?」ってなりません?笑

片道100キロを超えた電車移動なんて

普通でもあんまりないですよね。笑

少なくとも日常的な移動でないことは確かです。

 

障害者は介助者無しで移動しちゃだめ?

そもそも介助者がいないと割引が適用されない点がほんとによくわからないんです。

「障害のある人は介助者がいないと移動できない」っていう考え方が根本にあるんですかね?

あるいはもっと皮肉に受け取って、

「障害者の単独行動は危ないし鉄道会社側にとっても迷惑だから極力やめてくれ」ってこと?

それとも

「単独で移動できるくらいの障害は障害とは言いません」

ってことなんでしょうか。

 

まぁ現に単独行動が難しいのはそりゃそうですけど、

にしても「誰かと一緒じゃないと割引しませんよ」だなんてルール、なんかおかしい気がするんです。

障害のある人だって、どうしても一人でしか行動できない時があるはずですもん。

これが仮に「障害者」でないとすると、単独乗車で考えるのが当たり前だと思うんですよね。

誰かと一緒に乗車することを考えた値段・制度なんて普通は検討しないでしょう。

 

僕は「差別」だの「偏見」だのといった言葉を安易に使うのを嫌う人間なのですが、

にしてもこの制度に関しては、その節々に「差別意識」が潜んでいるような気がします。考えすぎでしょうか。

あるいは単純に、極力半額で乗車されたくないからこういった制度にしているのであれば、いっそのこと「障害者割」なんて制度やめちまえよと思います。

いや、さすがにこれは言い過ぎか…笑

でもほんとに、どういった経緯・考え方で

「単独乗車に割引は適用されない」となったのか、

具体的な話を聞いてみたいものです。

 

 

大阪市在住の障害者は大阪メトロ乗り放題

そんな中、大阪メトロは凄いですよ!(東京メトロもかな?)。

大阪市に住んでいることが条件ですが、

市内に住んでいれば「無料乗車証」を発行してもらえるんです。

大阪市内の地下鉄やバスに無料で乗車できるスグレモノなんですよ。

何より単独でも利用可能なのがJRや私鉄との大きな違いです。

さすが大阪市(^O^)/

でもどうせなら、府内の方全般に適用してほしいですけどね…。

運営を考えるとやっぱり厳しいのかなぁ…。

そもそも「無料」って時点で破格やもんなぁ…。

 

 

優先座席の必要性と本来の在り方

「優先」の意味

これまで僕が電車を利用してきて、

一番不便だな、おかしいなと感じてきたのは

やっぱり「優先座席・車椅子スペース」についてです。

だってもはや

優先座席でもなければ車椅子スペースでも何でもない

ですから。

あくまでも「優先」なので、誰しもに使う権利があるのはわかりますよ。

でもね、使うならやっぱりマナーは尊重してほしいんです。

それにいくら誰でも使っていいとは言え、

一般の方が使うのであればある程度の理由は持っていてほしいと思うんです。

でないと本当に必要とされる方が使えないんです。

 

座る必要性を疑ってしまうケース

もちろん、見た分には疾患を抱えているのがわかりにくい人もいるので、

僕とて座っている人全員に「譲る気持ちないのかな」とは思いません。

でも…

例えば野球部の集団が優先座席を占拠しているパターン。

野球部に限らず、運動用バッグを持っているような、

どっからどう見ても運動部に所属している学生が、平気でその席に座っているのをよく見かけます。

そういうときはとりあえず

「電車内で立つ元気もないなら部活なんてできひんやろ!」

と思います。笑

 

それと

・優先座席でひたすらゲームをする人

・大きな声で電話しちゃってる人

・一心不乱に化粧をしている人や

・人目もはばからず何かしら食べている人

それって優先座席ですることですか?」と思います。

携帯なんて今でこそ「一応使ってもいい」みたいなルールになってますけど、

一昔前までは「優先座席付近では電源を切る」のが一般的なルールでしたよね。

そのルールがあるのに、「よく平気な顔で使えるなぁ」と思っていたものです。

化粧や食事は論外です。笑

優先座席を使うなら、それなりのマナーを心掛けてくれと切に思います。

 

「譲り合い」なんて綺麗事

それに優先座席に座っている人たちって、

大半は下を向いているんですよね。

そんな状態で

「譲り合いも何もなくない?」

と思うわけです。

 

よく電車のアナウンスで

「優先座席は譲りあってお座りください」

みたいな謳い文句が流れますけど、

譲りあっているところをまぁ見たことがない

そして僕は優先座席の前で立っていて、

電車のブレーキで踏ん張れず倒れたことがあるんですが、

それでも譲ってもらえなかった

 

そりゃそうですよ。

一般の席ならまだしも、

人に席を譲る気配りのある方は

そもそも優先座席に座らないでしょう。

 

人に譲れない事情を抱えている方、

つまり本当にその座席を必要としている方か、

あるいは他人のことなんてどうでもいい、

とにかく自分が座れればいいと思っている人しか座らないんでしょうから。

 

大学時代にあった本当の話

これは僕が大学生の時の話です。

やむを得ず優先座席に座っていた際(他のすべての席が埋まっていました)、

目の前にクラッチ(杖の一種です)をついた人が立っていました。

どこからどう見ても「優先されるべき人」ですよね。

 

でも、周りの誰一人とて、この人に席を譲る気がない。

「あ、今チラっと見たなよ」っていう人がいても、すぐに知らんぷり。

そもそも基本的に誰をこの人を見ようとすらしない。

みんな目線上げたら負けやと思ってるんかな?

ってくらいに下を向いています。

 

みんな意地でも視線を上げないのは、

万が一「どうして席を譲らないんですか?」と問われた際に、

視界に入らなかったので気づきませんでした

答えられるようにするためって魂胆なんだろうと思っています。

とにかくみんなスマホスマホスマホスマホ…

僕の視界に映る限りほぼ全員がスマホ中毒者です。

プラス酔っぱらっていびきをかきながら爆睡してるおじさん。

「世の中どうかしてるな…」

と、つい言葉が出そうになりました。

こういう光景を見たくないから、僕は普段極力優先座席に座りたくないんですよね。

ほんとに「誰のため、何のための優先なん?」って思います。

 

で、結局この時は僕が声をかけて席を譲りましたよ。

向こうも僕が腕と足に障害があるのは悟っていたようで

「いえいえ、大丈夫ですよ!」

って答えてくれましたけど…

「席を譲る」という僕の気持ちは譲れませんでした。笑

譲りたいという気持ちももちろんありましたが、それ以上に

「せめて自分だけは周りの人間と違っていたい」

という想いの方が強かったんです。

何もわかろうとしない、見ようとしない人間と同じになるのだけは絶対に嫌だったんです。

心が窮屈になる精神的苦痛よりも、足がジンジンする身体的苦痛を僕は優先しました。

 

譲ってもらう側のモラル

まぁでも、中には「譲りますよ」と言われて

なぜか狂ったように怒りだす人もいますもんね。

こうなってくると、やっぱり

譲られる側にもモラルが求められると思います。

 

善意ある人がせっかく勇気を出して声をかけても、

声をかけられた側の心無い一言ですべてが崩れてしまう

これってやっぱり、社会にとって大きな損害だと思うんです。

 

人に善意を示された際には、

たとえそれが自分にとって不要なことであっても、

ありがとう」と言える勇気が必要ですよ。

もし本当に不要であるのなら、

いいえ、大丈夫ですよ、ありがとう

と丁重に断れるしなやかさが必要だと思います。

いずれにせよ、

「ありがとう」

が言えるかどうか。

この一言で社会の様相は大きく異なってくると思います。

 

「席譲ってください」なんて言えません

でもやっぱり、自分が座る必要性が低いのであれば、

優先座席はその席を本当に必要とされている方のために空けておいてほしいなと思います。

必要とされる方がいるとして、

「その席譲ってもらえますか?」

なんてなかなか言えるものじゃないですよ。

 

まず誰に声をかければいいかわかりません

たまたま声をかけた相手が、

実は優先座席を本当に必要とされている人だったらどうしよう…とか。

あるいはその逆で、仮に自分が内部障害を持っていて、

他人から見ると自分に障害があるとわかりづらい時。

「何で健常なあなたに譲らないといけないんですか」とか、

「露骨に嫌な顔をされたらどうしよう」とか、

当事者ほど色々考えてしまうと思うんです。

そもそも下を向いている相手に声ってかけにくいですしね。

 

だからこそ、たとえ優先座席が空いていたとしても、

「後で本当に必要とされる方が乗ってくるんじゃないか」

考えるようにしてほしいんです。

あるいは、自分がその席に座っていたとして、

目の前に必要とされている方が現れた際には

「どうぞ」と声をかける勇気を持っていてほしいんです。

 

みなさん一人ひとりのそういった心配り・配慮だけで

「心身が救われる」あるいは「世界が広がる」方がたくさんいらっしゃいます。

 

それで救われる、世界が広がるのは何も身障者に限らず、病気の方も、高齢の方も、妊婦の方も…多種多様な方々にあてはまることです。

 

 

車椅子用スペースをご存知ですか

そのスペース空けてください

今ひたすら優先座席について書いてきましたが、

車椅子スペースに関しても同じです。

 

車椅子の方が電車に乗って来ても、まぁそこから離れようとしない。笑

「我関せず」な方が本当に多いです。

 

電車内がギュウギュウで身動きが取れないとかだとわかりますよ。

でも他にもそこそこスペースがあって、

なおかつそのスペースを必要とする理由が特にないなら、

その際は譲るべきだと思うんです。

 

車椅子用スペースを使えないデメリット

だって車椅子が電車の扉付近で立ち往生してしまったら、

他の乗客の乗り降りにも影響が出るじゃないですか。

 

これって誰も得しないんです。

乗客が物理的に乗り降りしにくいというデメリット

そして「今自分めっちゃ邪魔になってるな」

と痛いほど感じる車椅子ユーザーの精神的デメリット

 

僕は車椅子で電車の乗り降りをすることも多々あるのでよくわかるんですが、

何も好き好んで他の乗客の邪魔をしようなんて思わないです。

だからこそ、誰しものデメリットを未然に防止できる車椅子スペースに身を置きたいんです。これは決してわがままではありません。

車椅子ユーザーなりの配慮も含まれていることなんです。

 

その点をどうか理解していただきたいなと思いますし、

「車椅子の人が乗ってきたことに気付かなかった」

といった事態にならないよう、そのスペースを使用している限りは

周囲への目配りも心掛けてほしいなと思います。

 

 

最後に

優先座席にしろ、車椅子スペースにしろ、そこに特別な空間があるということは、そこを本当に必要とされている方がいらっしゃるということです。

これまであまり意識をしてこなかった方にほど、上で書いた現状を知っていただきたいなと思います。

 

制度やスペースなどがどれだけ充実していても、

最も重要なのは一人ひとりの倫理観です。

 

みんなが使いやすい空間を、

みんなが過ごしやすい社会を、

みんなで理解して、協力し合って

築いていければ幸いだなと思います。

(↑↑偉そうなこと言ってすみません。笑)

 

 

今回は「電車事情」について長々と書きました。

今後もしばらくは、僕なりのこうした社会問題に焦点を当てて書いていきたいなと思います。

 

しばらく「お堅い」と思われるであろうお話が続きますが、

僕が本当に伝えたいのはこういったテーマなので、

お付き合いいただけますと幸いです。

 

 

ではでは、今回はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございました(`・ω・´)!